アフリカ東部のソマリア沖で海賊対策にあたるため、海上自衛隊の護衛艦『さみだれ』が３日、呉基地から出港しました。

海上自衛隊呉基地で行われた見送りの行事には、乗組員およそ２００人をはじめ家族や関係者などが集まりました。

『さみだれ』が派遣されるソマリア沖のアデン湾では、過去に年間２００件以上の海賊事案が発生しており、２００９年から海上自衛隊の護衛艦を派遣して民間船の警備などを行っていて今回で４８回目の派遣となります。

３日は出港前の最後の機会とあって多くの家族や友人たちが訪れ、しばしの別れを惜しみました。

【乗組員の家族は】
「無事に帰ってきてくれたらいいなと思って送り出した。頑張ってほしい」
「元気にたくましくなって帰ってくることを願っています」

『さみだれ』は７月中旬に現地に到着し、およそ４カ月間の護衛活動にあたります。

6/3(月) 18:19 TSS広島ニュース
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